近年、日本各地で被災された方々の体験談や意見を参考に、将来性のある地域の防災について考えてみる機会を増やしていきたいと考えています。例えば先日、自治体で購入する防災備品としてリヤカーの購入が地域住民から上がったのですが、地域住民のなかでどのメーカーの商品を選ぶえきかの討論が行われました。問題点は「価格」であったのですが、最終的には、過去の国内での被災体験談などから、防災の備品とするためのリヤカー選びは「ノーパンクタイヤ」などが望ましいというような声を拾い上げることで、防災備品は「価格」ではなく「機能」が重視されるべきであるというような話し合いの決着がつくこととなりました。自治体のなかでは、様々な考えをもつ住民同士のやり取りとなりますので、話しの内容の落としどころが「防災」を考える上では重要となることを実感いたしました。地域防災への取り組みとしては、個人的な防災対策にも言えることでうsが、ただ単に住民同士での話し合いを繰り返すのではなく、過去の被災体験談などから防災に関する情報を取り入れることが何よりも重要なことであると考えております。