こんな対策も必要かも?

ご自宅周辺のハザードマップを確認したりするなかで「水害」に対する防災はどのようにご準備されていらっしゃいますでしょうか。水害は、台風の時期だけではなく、世界的にも気候変動がみられる日本列島において、各エリアで多発する豪雨などから河川の増水や下水道からの浸水への対策は、各ご家庭でご家族の皆さんとお話し合いを重ねておく必要があるでしょう。最近では、ホームセンターなどでも正面の出入り口付近に「土のう」などの水害対策商品が陳列され、個々人の防災意識を高めるような取り組みが行われてもります。「土のう」は、日常生活のなかで頻繁に使用するものではありませんので、防災訓練として使用方法などを確認しておく必要があります。ただ単に土のう袋に土を入れ玄関前に配置するのではなく、「土のう」の効果的な使用方法としては、まずブルーシートなどで水が浸水する可能性のあるドアや窓を覆い、その上から土のうを積む方法などが推進されております。また「土のう」を積み上げる際に、ただ高く積み上げるのではなく、一段目と二段目の配列が交互になるような形で土のうを積み上げることで、より止水性が高まると考えられているようです。簡単なひと手間によってご家族の安全が守られるのであれば、常日頃からこのような防災に関する情報を収集しておきたいですね。