納戸と居間の違い

便利なスペースである納戸ですが、そもそも居間とは違った作りになっています。そもそも建築基準法で居間は定義されていますが、それに満たないスペースを納戸を指します。居間は住む場所ですので、採光・換気ができていることが条件です。

採光については、五分の一から十分の一以上の大きさの窓が必要になります。また、もちろん例外はありますが、換気に関しては二十分の一以上の大きさの開口部・窓が必要となるのです。逆に言えば、納戸はこれらを満たしていない、生活には向いていないスペースと言えるでしょう。

収納スペースとして使うことも多い納戸ですが、書斎や仕事部屋など集中して使いたい場面での部屋にしてしまうことおもおすすめです。他にサービスルームと呼ばれることもありますが、納戸との明確な違いはないそうです。