都心のマンションでは、交通の利便性となる鉄道へのアクセスに大差はないと考えると、そのほかのファクターで住まい選びの候補地を検討する必要があります。たとえば、自然と身近に接することができる公園などが近隣にあるかどうか、子育てや街づくりなどに積極的に取り組んでくれる行政区であるかどうか、といった色々なファクターが考えられそうです。さらにそのエリアに住まいとしての人気があるかどうか、部屋の間取りが手頃な大きさかどうかという点も、建物の資産価値を大きく左右する大事なファクターと言っていいでしょう。最終的には、それぞれ住まいを探している人たちの事情によって選択する基準の優先度も変わってくるとは思いますが、そのエリアの将来性については優先度を高くしておいた方がいいことは間違いなさそうです。